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僕は素早くボルトを操作し、空薬莢を排出した。先を進んでいた他の4人の敵兵は、あわててこちらに走ってきた。辺りの木を盾にしながら詠唱しているようで、不気味な声が聞こえてくる。牽制の意味を込めて1発だけ発砲し、僕も近くの木の陰に隠れた。 隠れた木のすぐそばを氷の弾丸が飛び抜ける。人間の拳ほどの大きさだが、当たれば即死であろう速度だ。 素早く飛び出し、発砲する。
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