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腹の底から絞り出すような驚きの声が出て、これまたホームにいる人たちにジロジロ見られる。
今度は二回目だから、私のことを見てはいけない人を見るかのような冷たい眼差しだった。
モデル!そうか、どうりでキャライラストと似てるわけだ。
ていうか私、今うっかり好きなゲームキャラクターって言っちゃった。
本人目の前にして好きって。
どうしよう、引いてないかな?
好きっていうのはゲームのキャラクターにであって、あなたのことが好きとかいう告白ではなくてですね……。
「そのことはどうでもいいんだが、本題はゲームのことで、見たところによるとお前はかなりのゲーマーだろ。実際にプレイしているヘビーユーザーから意見を聞きたいんだ」
今、さらっとどうでもいいって言いましたね。
まあ、いいんだけど、どうでもいいのなら。
そうか、ユーザーの生の意見を聞きたいから私に声を掛けてきたんだ。
でも、どうして私がゲーマーだって分かったんだろう。
「どうして私がヘビーユーザーだって分かったんですか?」
疑問をそのまま口にすると、榊田蒼さんはしれっとした顔で答えた。
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