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え?
『あっ・・おは はうわっ!』
「はな!行くぞ!」
女の子達の中にいた優也がいつの間にか隣にいて、腕をぐいぐい引かれてその場を離れる。
な、なにごと??
挨拶してくれた男の子が気になって、後ろを振り返ると、ニコニコして手を振っている。誰だろう
『優也、どうしたの?』
急に止まったから背中にぶつかった。歩幅が合わなくて息が上がる。話しかけても無言で私の腕を掴んでいるし
どうしたんだろう?
「はな。」
振り返らずにそのまま話し出す優也。
『なに?』
「つっかまえたー」
背後からふわっといい香りと一緒に温かい体温を感じる。
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