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「だから僕は僕のやり方で世界を壊す」
綺麗な景色の中に歪んだ笑顔をみせた
「うぬ、それで構わぬ。やってくれるのか?」
「あぁ、やるよ。それで壊す世界はどんなところなのかな?僕のいた地球?それとも他の星?」
「いや、地球ではなく。他の世界に行ってもらう。その世界には魔法や異能力を使う者達や魔物達がおるよ」
「ふーん。それは面白そうだね。でも僕はこのままその世界に行ったらすぐに死んじゃいそうなんだけどなぁ」
「ホッホッホッ…わかっておる。儂からささやかなプレゼントを渡そう。」
神は皇をじっと見つめた
「これがプレゼントかい?中々良いものを貰ったよ、ありがとう」
歪んだ笑いが辺りを木霊する
「説明は…不要みたいじゃの」
「あぁ、大丈夫。さぁ早く僕をその世界に連れて行ってよ」
「…………」
皇には意味が理解できない言葉を発し皇はその空間から消えた。
「頼むぞ。あの呪われた神から世界を救いだしてくれ」
ぐしゃ…ぐちょ…べき…ごきゅ…
皇がいなくなった空間には神であった何かの塊がそこにあった
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