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「な、なんだよ…こいつ意外と弱いな。俺らみたいな大盗賊に責め込んでくるからてっきりギルドの回し者かと思ったがただの餓鬼だったみてぇだな」
「焦らすなよぉ」
「だから言ったろ、あの程度に怯えるなって」
「早くそいつから金目の物盗って捨てましょう」
「そうだな」
そして死体から物を漁ろうと盗賊達が死体見て驚愕した。
「どうしたんだい?まるで死人が生き返ったみたいな顔して」
そこには歪な笑みを浮かべた少年が巨大な剣を二振り持って立っていた。
「な、なななななんで」
「ど、う、して…」
「お頭を呼んでこなきゃ…お頭ぁぁぁぁ」
目の前の死体が生き返った事により恐怖に怯えた盗賊達は逃げようとしたり、立ち向かおうとする者や助けをこう者がいた。
「おっと、これ以上人を呼ばれると面倒なんだよね」
ビュンと大きな音と風がした瞬間に人を呼ぼうとしていた男の頭が綺麗に半分になりナニかが飛び出していた。
「うあぁぁぁぁぁぁ」
盗賊達は仲間が死んだ事に恐怖したがそこは今まで命のやり取りの中で生きてきた物達だった。すぐに目の前のモノはすぐに始末しなければいけないと判断し皇に襲いかかる。
「おいおい、人を刺した上に逆ギレで僕をまた殺そうとするのかい?」
「ふ、ふざけるなぁ!水よ、刃となりて敵を切り刻め<アクアエッジ>」
男がそう唱えると水の刃が現れ飛んでくる。
「ふーん、これが魔法か(鏡の中の大迷路)ミラーリバウンド」
皇の前に盗賊が放った水の刃が生成され飛び盗賊とアクアエッジと相殺する。
「お、お前スキル持ちか!?」
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