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「いやいや、勘弁して下さいよ」
「二軍のチーム打撃を上げ、私の先輩であるサトさんに、カルプの手腕をお願いしたいんよ。」
「いやいや、オガさん、それは無理ですよ、私は途中で移籍した身あなたはカルプ一筋出世コース、オガさんがなるべきです」
「じゃけど、サトさんは去年からカルプに復帰して、若手の野手からの人望もあつ~て、森山や甘城を一軍に送り出したじゃな~か」
「オガさん、そう言ってもここ数年カルプをまとめたのはあなただ、カルプ一筋のノジケンさんから引き継ぐのは同じカルプ一筋の緒川さんがなるべきだ、まぁ、俺はせめて一軍打撃コーチか良くて二軍監督になるならまあ、分かるが」
「ほうか、サトさん、がそこまで、ゆうんならしょうがない、野島監督を引き継ぐんはワシがやろう」
ホッと溜め息をつく江島
「さて、じゃあ、そしたらワシの後任の二軍監督じゃが・・・」
「うーん、アサさん何てどうで・・・」
「サトさん、二軍監督やってやm(__)m」
「いやいや、ご冗談を」
「いや、本気じゃ!!・・・」
「・・・」
「ワシの代わりはサトさんしかおらん。それに、さっき自分でゆうとったじゃんか良うて二軍監督じゃゆうて」
「オガさん、謀りましたね・・・分かりました。お引き受けします。」
「ありがとう、サトさん、これでスムーズに引き継ぎ作業が行えるわ」
「ハァー・・・」
「オガさん、一つお願いがあるんですが」
「お願い?」
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