広島鯉物語

入団テスト

11月初旬テスト入団日当日
Boom×3スタジアムで堀江は体力測定を終え次は打撃テストを行っていた。
カーン
カーーン
カーン
カーーーン
緒｢サトさん、おもろいのう、完全なプルヒッターじゃのう、彼は｣
次々とレフトスタンドに打球を運ぶ堀江。
江｢流し打ちが課題の一つですね、速い球も難なくレフトスタンドに運んじゃうんですよ。｣
緒｢へー、それにしても、体力測定すごいの～こりゃあ｣
背筋305kg、シャトルラン121本、50m6秒2、遠投104m。恵まれた体格と身体能力の高さは高スペックである。
江｢身体は最大の武器なんで彼は｣
緒｢フリー打撃の飛距離は素晴らしいのう、｣
緒川がベタ褒めしている所に野島前監督がメジャーから帰国させた白田博孝投手を連れてきた。
野｢オガさん、サトさん、ちょうど白田くんが帰国してきたけえ入団テストの対戦相手として連れてきたで｣
驚く江島と緒川。
｢お久しぶりです。｣
｢久しぶり、元気？｣
｢はい、今はシーズン終えて進退どうするか考えていて、悩んでるなら入団テスト付き合ってくれと野島さんから言われまして来ました。｣
｢あぁ、｣