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みるみる内にシノの両目から涙があふれ出す。
「でっかい図体して泣くな!」
二人ともクラスで一、二を争う身長になっていた。
「だって、ミキちゃんが………ミキちゃんがっ………」
シノの顔は涙と鼻水でグチャグチャになっていく。
「だあっ、もうっ。わかったよ」
根負けしたミキはシノの頭をポンポンと優しく叩いた。
「結婚は無理だけど、ずっと一緒にいるから」
「本当?」
「中学も高校も、もし大学行くなら大学も同じトコ行ってやる」
「やったあ!!」
シノは嬉しさの余り、ミキに抱きついた。
「絶対、絶対、一緒だよっ」
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