1910人が本棚に入れています
本棚に追加
それからずっと、夜神は不機嫌なまま。
いや、多分本人は不機嫌に振る舞っているつもりはないのだろう。
オレが何か話しかければ受け答えはするし、時折笑みも見せる。
でも、どこかぎこちない気がする。
オレが気にしすぎなだけかもしれない。
別に後ろめたいことは何一つないのに、おかしな出来事ひとつで見方が変わってしまう。
…かと言って夜神がさっきの事を全く気にしていない筈がない。
う~~~~ん…
「……アキ。おい、アキ。」
「───えっ!? えっ、何っ!?」
最初のコメントを投稿しよう!