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わー、どうしよ。
悪魔の笑みだよ。
「へぇ…俺の事ね。」
ほら、また意地悪な事考えてる。
オレが1歩後退ると、その分夜神が距離を詰めてきた。
「だんだん成長してきてるな。」
「は? 何が。」
「やっとアキも俺の事ばっか考えるようになったかってこと。」
「べっ、別にお前の事ばっかってワケじゃっ…」
「俺はアキの事ばっか考えてるけど?」
ぐっ…コイツ、その顔でそのセリフは卑怯だろ。
イケメンにこんなこと言われて喜ばない女子いるか?
いやオレ女子じゃないけど。
コイツ、絶対損してるよなぁ。
なんでこんな奴がオレのこと好きなんだろ。
不安とかじゃなくて、ただただ不思議。
「この際だから教えてやるよ。」
「何を?」
「アンタと離れてる間、俺、ほぼ毎晩アンタのことオカズにしてたから。」
………………。
「んなぁっ!?」
オ、オ、オカズ、って…!!
何考えてんだ!!
てか何してくれてんだ!!
ダメだコイツ、やっぱおかしい!!
わ~~~~~~っ!!
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