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笑顔で核心を突いてくる柊聖さん。
怖い…
この笑顔が怖いデス…
「な…何が望みですか…」
「え？」
「オレと夜神がそういう関係だったとして、それをネタにどうするつもりですか…」
「！」
警戒心丸出しのオレの問いに、柊聖さんは驚いたように目を瞠った。
それから面白そうに目を細め、そして小刻みに身体を震わせ始めた。
「クッ…何それ…ククッ」
初めは吹き出しそうになるのを堪えるように身体を震わせていた柊聖さんは、やがて我慢できなくなったのか声を上げて笑いだした。
「ハハハハッ…まさかそうくるとは…っ」
「なっ…」
「ハハハッ…はぁっ、あは、あはははっ」
そ…そんなに笑うトコ？
どこがツボにはまったのかオレにはさっぱりだけど、柊聖さんはただ爆笑している。
その顔は嫌味が全く感じられず、本当に、純粋に面白いと思っているようだ。
なんというか…無邪気。
そう、無邪気という単語がしっくりくる。
「はーっ……ごめんね、笑い過ぎちゃって｡」
「確かに笑い過ぎです｡」
「うん、ごめん｡」
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