ドキドキ?旅行しよう!

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瑶子さんは思い出したように声をあげた。 そうだよなーこんな平凡顔記憶に残るワケないもんなー。 内心不貞腐れてみる。 「ごめんなさい! 私、記憶力いい方じゃなくて!」 「はあ…」 「じゃ柊聖、よろしくね!」 瑶子さんはそれだけ言い残すと、そそくさと立ち去っていった。 残されたオレと柊聖さん。 気まずく感じるのはオレだけか? 柊聖さんはにこやかにオレを見つめてくる。 「…喧嘩でもした?」 「っ!」 柊聖さん… いきなり抉ってくるのやめてください… アナタのせいでもあるんですからね。 …なんて。 こんなのただの八つ当たりだ。
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