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「ふっ、ぅ…んんっ」
「アキ……つらく、ねぇか?」
みちり、みちりとナカに挿ってくるのを受け入れると、夜神がそう気遣った。
もう何回もしている行為なのに、そういう気遣いを夜神は忘れないのだ。
「んっ…、だ、いじょぶ…」
ぴったりと合わさったソコの部分に意識が集中する。
じっくりと、丹念に解されたオレのナカは、挿ってきた夜神の熱を温かく包み込んだ。
「っアキ…、挿れただけでこんな気持ちイイのは、アンタだけだ。」
「…っ、あ…」
「今夜はたっぷり愛してやる…っ」
「───あ…!」
半分くらいまで引き抜かれたかと思うと、緩く突き進められる。
動きは緩慢だけれど、夜神の熱と内壁の摩擦は、確実に快感へと変わっていた。
「あ、あっ……」
「アキ、気持ちイイ?」
「はあっあっ、ああ…っ」
「気持ちイイ、だろ…? 気持ちイイって、言えよっ」
焦れたように、夜神はさっきより強く腰を打ちつけてきた。
引き抜かれては貫かれ、貫かれてはギリギリまで引き抜かれて。
その繰り返しの中で、オレも夜神も、少しずつ理性が崩れていく。
ゆるやかに、じっくりと、夜神のソレがオレのナカを擦る。
それが気持ちヨクて堪らない。
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