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夜神は暫くオレの上に覆い被さって腰を揺らしていたけれど、
…ふと動きを止めると、オレの視界から消えた。
「…?」
夜神は膝立ちの体勢になると、オレの両脚を抱えた。
そして、
「────っ!?」
思いきり、繋がりを深くした。
さっきよりも強い摩擦に、一瞬頭の中が真っ白になる。
しかもその動きも激しくなり、ただオレの身体を攻め立てることだけを目的としているようだった。
視界の片隅にぼんやりと映る夜神は、呼吸を荒くしながら、激しく腰を打ちつけた。
「アキっ…」
「あっ、あああ、はっんんっああ…っ」
腰が当たる小さな衝撃も、ナカを激しく擦られる感触も、全て快感となって身体中を駆け巡る。
何も考えられないオレの感情の捌け口は、己の口から溢れる矯声のみだった。
「気持ちイイ、んだろっ?」
「はあっ、ひっ、あああ」
「なぁ、アキっ」
「ぅ、んっ…イイっ、…気持ち、イイ…!」
「っ! アキっ」
「あぅ、んんんっ…やがみっ…」
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