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心臓が大きく跳ねるとともに、白い飛沫が飛んでくる。
自分が何度目かわからない熱を放射したと理解するには、あまりにも意識が朦朧としていた。
ガクガクと揺すぶられ、内壁を擦られ、気持ちヨすぎて喘ぐことしかできない。
絶対に、誰にも見られたくない光景だと思う。
この、狂ったようにオレを抱く男以外には、絶対に───。
「っ、う───…」
夜神は低く呻いた後、熱い飛沫をオレのナカに放った。
それからズルリと欲望を引き抜くと、
「あ…」
オレの身体を180度回転させ、布団の白いシーツに押しつけた。
「アキ…っ」
「! あ───…」
さっき出したばかりの夜神のソレは、ものの数秒で既に硬く熱を持って張り詰めていて。
出されたばかりの夜神の欲望の欠片でぬめるソコに、埋め込まれていく。
さっきよりも増した湿った音が、卑猥に響く。
「…アキ。」
貫かれながら、背後から抱きしめられる。
夜神の厚い胸板とオレの背中が密着し、より体温が上がるのを感じた。
「…アキ。」
「は、っ、」
「愛してる。」
「────っっ」
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