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「アキ。疲れてんならマジで言えよ?」
夜神が心配そうに顔を覗きこんでくる。
「いや、だから疲れてなんか…」
「そう言い張る奴ほど、急にぶっ倒れたりすんだよ。アキは俺ほど体力あるワケじゃねぇんだから、少しでもやばいと思ったらすぐ休め。」
反論する余地も与えない勢い。
普段人の心配なんてしなさそうな夜神が、ここまで言うとは。
オレってほんと愛されてんなぁとズレたことを考える。
疲れては、いないんだけど…
悩んでは、いる。
しかも目の前にいる奴絡み。
打ち明けるべきか否か、相当悩む。
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