危険だらけのキャンパスライフ?

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夜神が本気で心配そうな顔をしている。 いや…そんな心配されるほど深刻な悩みでもないんだけど… オレにとっては深刻か? …とにかく、このことは穏便に、夜神に知られないうちに収束させなければ。 「ほんと、何でもないから。…やっぱ疲れてんのかも。」 「………」 「今まであんまり気にしてなかったけど、大学とバイトの両立って疲れるのな。」 これ以上の追及は許さないとばかりに、饒舌になる。 夜神は物言いたげな顔でオレを凝視していたが、オレはそれに気づかないフリをしてリビングへと向かった。 『例の彼、いつがいいか聞いてくれた?』 夜神が風呂に入っている間にスマホを開くと、半井さんからメールが来ていた。 予想以上に押せ押せな半井さんに、若干(いやかなり)引く。 このままどんな理由を作ってかわし続けていても、半井さんの攻撃は止まらないだろう。
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