危険だらけのキャンパスライフ?

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ーー 次の日も、夜神はアパートに帰ってこなかった。 朝起きて、夜神が帰宅した痕跡が全くないことに、オレは愕然とした。 夜神が帰ってきた時の為にと作り置きした食事にも、手をつけられた形跡がなかった。 嘘だろ… 2日続けて帰ってこないなんて、一体どこにいるんだ。 いや…それよりも何よりも、帰ってきたくないくらい、オレと顔も合わせたくないのか。 それが一番ショックだった。 スマホを取り出すと、電話帳から夜神の名前を探す。 通話ボタンを押そうとして一瞬躊躇ったが、もうそうするしかない。 思いきってボタンを押し、スマホを耳に当てた。 待つこと数十秒。 『只今電話に出られません。ピーッという音の後に………』 耳に届くのは、無機質な音声案内。 ブチリと切ると、もう一度かけ直す。 それでも最後には留守電に切り替わる。 何回もかけ直す。 何回も、何回も。 それでも、夜神が電話に出ることはなかった。
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