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夜神は驚いたように目を瞠ると、大きく溜め息をついた。
「アキ…反則だろ｡」
困ったように微笑むその顔も、凄絶な色気を放っている。
「部屋…行くか？」
「はっ───ァ、はぁっ、ぁぁぁ…！」
スプリングが軋む。
挿れられている部分が激しく擦れて、熱い。
オレの上に覆い被さる夜神の顔が、近づいたり遠退いたり。
夜神の欲望が奥まで突き進むと全身が夜神で埋め尽くされたような感覚に襲われた。
そしてギリギリまで引き抜かれるたび、その焼かれるような熱さを逃したくなくて、キュッと引き留める。
するとオレの本能を察したかのように再びその熱が奥まで埋め込まれていく。
「っ…あー………ｽｹﾞ、ｲｲ…」
根元まで押し込み、互いの肌がぴと…と合わさると、夜神は悩ましげに息を吐いた。
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