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「……っ、ハァ…」
グプ、と。
引き抜かれる感触。
夜神がオレの隣に倒れこんだ。
「アキ…」
低く心地好い声が、耳朶を擽る。
さっきまで強烈な快感を感じていた余韻が未だ残る中、オレは緩慢な動作で隣の夜神を見た。
思ったより間近にあった整った顔に、ドキッとする。
暫くぼんやりと見つめ合っていると、不意に夜神の腕が伸びてきて、オレを抱き寄せた。
「アキ。」
うなじにキスを落とされ、甘噛みされる。
「アキ、」
「っ…」
「アキ………もっと、欲しい…」
「ぇ、───あ…!?」
左脚を持ち上げられ、グッと腰を押しつけられる。
散々シたにもかかわらず、夜神のソレは既に芯を持ち始めていた。
「我慢、できねぇ…」
「あ、ぁうっ、は───っ…待、って…」
「も、ムリ。挿れるから…」
「ゃ───ダメ、だっ、めっ……ん、ぁ、ぁぁぁあぁぁ…っ」
舐めるように。
滑るように。
じっくり、ゆっくりと挿ってきた獣は。
あっという間に、オレを蹂躙して、芯まで焼き尽くしそうな程の夜神の熱をオレに刻みこんだ。
「あっ、は、ぁ……っ…も、ダメッ」
「ダメじゃ、っ、ねぇだろ?」
「はあっ、ぅ、あぁぁ!」
「アキ、すげぇ、イイ…」
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