鬼
2/11
読書設定
目次
前へ
/
23ページ
次へ
長い冬が終わり、桜の花が咲く頃にその祭りは行われる。 鬼の面を被った者を村人が追いかけ、泥の団子をぶつけ、槍でつついて山へと追いやる。 鬼は春の訪れと共に災いを背負って山から下りてきて幼子を食らう。 そんな風に聞かされていた。 村に足を踏み入れたらどうなるのかを鬼に見せつける為の祭り。 鬼が可哀想…… 幼心に私は少しそう思っていた。
/
23ページ
最初のコメントを投稿しよう!
59人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
232(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!