序章

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「人の心に限界が来た時、 心の鬼が具現化し大群となり、 99日太陽を隠し、 世界を滅ぼそうとする。 しかし、 人の心に希望が消えないならば、 14日後の夜、 三日月とオリオンが重なる時、 14人の王が現れるという… ただ、ただ、昔話かもしれない…」 老人が語る言い伝え。 だがその言い伝えには、王の血筋にしか伝えられていない続きがあった… 「希望が消えし時、 一人の王により異世界の扉が開かれる その力は姿を変え、 若き五人の勇者を導く鍵となる 勇者たちがこの世界に現れし時、 太陽は再びその姿を現すだろう…」 これもまた昔話かもしれないが…
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