序章

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『なんか、もうちょっと着ていたいかな…』 『分かる―』 『これがEXILEとしての初衣装だもんね』 そうやって騒いでいるとタカノリがある物に気付く。 『あ、メンディー。その格好にこれつけてよ』 タカノリから渡されたサングラスを素直につけるメンディー。 皆それを見て笑い出した。 『鎧にグラサンって…』 『いかつ!』 『あれ、なんだこれ?』 皆が笑い転げている中、セカイが床に落ちていたネックレスを手に取った。 『これ、六芒星?』 セカイは拾い上げたそれを皆に見せる。その刹那、ネックレスが鈍い光を発した。 『うわ!』 その光はまるで五人を飲み込むように広がり、そして消えた…
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