第1章

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  マンションの門を開け、廊下に入る。 二人…いや三人だったろうか。見慣れない男たちが僕の行く手を阻んだ。   「君、〇〇くん?」 「はい、そうですが…」   (知り合いだったかな…?) おそらく僕は用心深い目をしていたに違いない。   だがそんな事はお構いなしに、男はこう告げた。   「君の家、無くなったから。」  
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