第1章

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  こういう時、小説やドラマの主人公なら、取り乱したり泣き崩れたりするのだろう。   だが不思議と、僕は落ち着いていた。 言葉を発する事は出来ないが、心の中は穏やかだった。   本当に受け入れ難い出来事があると、人は案外冷静なのかもしれない。  
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