1章 はじまり

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カラン…カラン… 「こ、こんばんはー…」 喫茶店の中は白を基調としていてとてもお洒落だった 「普通に可愛いかも…こんなとこ全然知らなかった…」 「ふふっお褒めいただきありがとうございます。」 「へ?うわっ!」 振り向くと微笑んでいる男性がいた。 うっわぁ…すっごいイケメン… スラリと高い身長、サラサラとした黒髪に スッと通った鼻、すごく優しそうな目、 今まで見てきた人の中でも1、2を争うイケメンかもしれない すっかり彼に見惚れてしまっている私を見て少し笑うと 「いらっしゃいませ。ここのマスターをしております。蒼(あおい)といいます。」 と彼は名乗った。 「おっ岡島早紀といいます!はっはじめまして!」 「ふふっ早紀さんですか、はじめまして どうぞこちらにおかけください」 と、蒼さんはカウンターの席に案内してくれた …イケメンに初対面で下の名前で呼ばれてしまった。
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