1章 はじまり

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ん? 蒼さんは微笑みながら私を見ていた。 「えーと、どうゆうことですか?」 「そのままの意味ですよ。早紀さんの戻りたい頃に戻ってやり直してみてみたらいいんじゃないですか?」 蒼さんは何を言ってるんだろう…? 「やり直したいですけど過去に戻れるわけないじゃないですかー」 「戻れますよ」 「え…?」 「うちの喫茶店は少し変わった喫茶店でして過去に戻ることができるんです。 あの頃に戻ってやり直したい。もう一度あの人に会いたい。などそんな過去へ戻りたいという願いを叶えることができる不思議なコーヒーを取り扱っているんです。」 そんな夢のようなことが本当にありえるのだろうか そんな私の気持ちを読み取ったのか蒼さんは 「それでは、試してみますか?」 と言った
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