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僕は真夜中に車に乗ってドライブをしていた。
なぜ高校生である僕がこんな時間に車に乗っているかというと、全てはこの人のせいである。
『月見』という大人の女性。
ホラー好きな僕のクラスメイトである『彼』の先輩らしい。
ではなぜ彼の先輩と僕が二人でドライブしているかというと話は今日の昼にさかのぼる。
「えいっ!」
うおっ!急カーブした!!
「何するんですか!?」
「フッ、私に回想なんていらないのさ。」
なんて人だ。話の流れを断ち切った。一応僕主人公なのにな。
というわけで今回はこのままスタートすることにした。
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