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部屋に入るとさっき私がいた、部屋と同じ作りの部屋だった。
ちがうのは机と机の上に電源の入ってないパソコンとカードの入った機械が置かれている。
カードを取り出すことはできないみたい。
どうしよう、たぶんこのカードがあれば先に進めるとおもうんだけど。
何かないか部屋を探してみよう。
部屋を隅々探していると９枚ある鏡の中で１枚違和感があるのがあった。
鏡をのぞいてみると。
「・・・・いつもの私。」
ガチャ
今なにか音がした？
もう一度パソコンをみてみると電源がはいっていた。
しかもプログラムのようなものが動きだしている。
画面に文字が自動で入力されていく。
『情報画面を開いています』
『データ記入をします』
『質問にお答えください』
『あなたの名前は？』
答えればいいのかな？
「レイ・・・・、レイチェル・・・・ガードナー」
『年齢は？』
「・・・・13」
『なぜ、ここにいるのですか』
「病院に来ていて・・・・気がついたらここに・・・・」
『なぜ？』
「・・・・？」
『なぜ？』
「・・・・」
『なぜ？』
『なぜ病院に？』
「・・・・人が死ぬところ、殺されるところを見たから・・・・目の前で・・・・だから、カウンセリングに連れてこられた・・・・」
『今後どうしたいですか？』
「・・・・ここから出たい。お父さんとお母さんに会いたい」
『記入終了。プレイスタート用のカードキーを配布します。』
ガードの入った機械からガードがでたあとパソコンの電源はおちた。
もう立ち上がる気配はない。
カードを手にいれた。
「・・・・これを使えばここから出られるかな？・・・・でも【プレイスタート用】ってなんのことだろう・・・・」
とりあえず部屋こらでて試してみよう。
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