4人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
シロは、ロリに言いました。
「じゃあ、ロリきみも、一緒においでよ。あーちゃんのお家に行こうよ。あーちゃんはとっても優しい子だよ。ロリが来ればとっても喜ぶと思うよ」
しばらく考えた、ロリは「うん分かった。私行くわ」とシロに言いました。
ふたりで、ひまわり畑を抜けて、青い屋根と黄色い壁の家へ、向かいました。
庭であーちゃんが、一人で、大きな木に括り付けてあるブランコに乗って遊んでいました。
そこへ、シロがロリを連れて帰ってきました。
「あーちゃんただいま」とシロはあーちゃんにすり寄っていきました。
あーちゃんは、「お帰り、シロ」と優しく頭をなでています。そして、シロの横にいる、妖精にきづきました。
あーちゃんにもロリが見えていました。
「シロ、この子は誰なの」とあーちゃんがシロに聞くと、シロは得意げに答えます。
「あのね、あーちゃん、風の妖精のロリだよ。僕今日お友達になったんだよ。やっぱりあ-ちゃんにも見えるんだね」
最初のコメントを投稿しよう!