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疲れた、セッちゃん達は、チューリップの花びらの中で、お昼寝をしました。
チューリップの花の中は、ゆりかごの様に優しく揺れるのでした。
暫くすると、うさぎさんが、「セッちゃん起きてください。
もう帰らないといけません。
時間ですよ」と言いました。
セッちゃんは、起き上がると目をまん丸にして、うさぎさんを見ていました。
そして、「もう帰るの、私もっと遊びたかったな」
と言いました。うさぎさんは、
「セッちゃん、今帰らないともう二度と帰る事が出来なくなるんです。さあ、私と一緒に帰りましょう。そして、また私と一緒に遊びに行きましょう」と言うと、セッちゃんの手を取ると、急いで、帰りました。
「もし本当に、セッちゃんがまた遊びたくなったら、うさぎさん遊ぼうと3回呼んでくださいそうすれば私は、いつでもセッちゃんの所へやって来ます」
そう言い残すとうさぎさんは、消えてしまいました。
セッちゃんにとって、今日は本当に、楽しい一日でした。
また、うさぎさんと一緒に遊びに行きたいなと思うセッちゃんでした。
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