女王蜂~魔女になってしまった花嫁さん

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「オラオドレ!!」 「返してくれ…」 「オドレはふざけとんか!!何が酒を返せだ!!何でひろあきの挙式披露宴を台無しにしたんや!?」 「やすあきやめて…おとーさんは、トラブルを起こそうと思って暴力バーへ出入りしていたわけじゃないのよ…お願い、やめて…」 「ふざけるなよ!!酒ノミのオヤジを何で許さなアカンのや!?」 「おとーさんが裁判で訴えられてもいいの!?」 「裁判になるのがイヤだから、オヤジを助けろと言うのか!?」 「裁判になってしまったら、困るのは私たち家族なのよ!!」 「家族がこまるだと!!」 「やすあき…お願い…おとーさんを助けてよ…」 この時、ひろあきが通りかかったので、やすあきは1万倍の怒りを父親にぶつけていた。 「オラオドレ!!あやまれ!!ひろあきにあやまれ!!言うことが聞こえないのか!!」 「ヒイィィ…」 「やすあき…おとーさんをこらえてあげてよ…おとーさんもひろあきにあやまってよ…」 「悪かったよ…おとーさんは…さみしかったから…お酒にてぇ出してしまった…」 「ふざけるな!!」 (ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!) やすあきは、父親をシツヨウに殴るけるの暴行を加えてひろあきにあやまれと怒鳴りつけていた。 「やすあき…やめてお願い…」 「いいや!!許さない!!オドレは酒ノミオヤジをヨウゴした!!オラオドレ!!」 「やすあき…」 「オドレ!!オレの職場の男性スタッフさんがしほこと挙式披露宴を挙げることを楽しみにしていたのに、なんで別れさせたのだ!?」 「どうしてって…40過ぎの男性の初婚だと条件が悪くなるから…なんとかしなきゃと思って…」 「ほやから別れさせたのか!!」 「他に方法がないから、やむなくしほこさんとこいびとさんを別れさせたのよ…どうしてわかってくれんのよ…」 「だまれだまれだまれだーーーまーーーれ!!オドレらのせいだ!!殺してやる!!」 怒り狂ってしまったやすあきは、母親にもきつい暴力を加えてしまった。 その時にしほこが居間にやって来たので、やすあきは、しほこにも激しい暴力をふるってしまった。 やすあきは、両親としほこがボロボロに傷つくまで暴行を加えたあと、その場にへたり込んで、サントリーオールドのボトルを手に取って、ふたを開けて、ストレートでゴクゴクとのんでいた。
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