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麻耶side
「で……結局何のイベントだったの?」
「さぁ、何だろうね。」
「夏樹酷いよー(。´Д⊂)
俺が禿げたらどうしてくれるんだよー(。´Д⊂)」
「そうだよ夏樹。
麻耶は顔が唯一の取り柄なんだから、禿げたらお坊さんになるしかなくなるでしょ?」
「彩芽ひどっ。」
「俺は禿げてもイケメンだもん!」
「じゃあ、試してみるか(^ー^)」
「夏樹こわっ!
笑顔こわっ!」
教室の隅で頭を押さえて蹲る。
夏樹はもっと俺のこと大事にしてくれたっていいと思う。
賛成する人ハーイ♪
「夏樹駄目だって言ってるでしょ?
お坊さんしか出来なくなるから。」
「いや、お坊さんに謝れ。」
夏樹も酷いけど他のふたりも酷い。
一応俺、イケメンキャラのハズ。
「だって、コイツが俺のことドMって!!」
「認めなさい。
事実なんだから。」
「事実じゃない!」
「ちょっとキュンっとしてたくせに。」
「しっ、してない!」
「分かりやす。」
夏樹可愛い。
夏樹可愛い。
夏樹可愛い。
「夏樹まじ可愛い。天使!?天使の生まれ変わり!?
それなら納得いくかも。だって可愛いすぎでしょ。俺の夏樹。
えっ、まじ可愛い。もうどう表現したらいいのか。」
「…………。」
「…………。」
「…………。」
「…ん?
まさか口に出てた?」
「思いっきり出てました。
もう私共はどう反応していいのやら。」(麻耶にだけちょっと冷たい薺。)
「お前もそこで頬を染めるな。」(デレデレ夏樹にちょっと厳しい彩芽。)
「Σ( ̄ロ ̄)」
「夏樹、顔。
……夏樹、顔!」
Ilove…Natuki……Heart。(作者絶賛のあほ。)
突如、崩壊するキャラクターたち。
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