無垢な言葉

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「俺が守ってあげる!」 俺は荷物を整理しながら小中高のアルバムを見ていた 懐かしいなどと思いを馳せながらも引っ越しの準備を進めていく とうとう社会人になるため一人暮らしの荷造りだ 「翔!お友達が来てるわよー!」 「こんな忙しい時期に誰だ?」 玄関に向かって行くとそこには小中高一緒だった親友の二人が立っていた 「社会人の門出を祝いに来たぜー」 「俺達大学組を遊びに連れてってくれよー?」 笑いながら冗談を言ってくるのはいつものことだ それから二人としばらく思い出話を話し込んだ後二人は用事があるからと帰っていった 「さすが親友だな、とりあえず社会人がんばりますか!!」 引越し先の家につき家に運びこんだら違和感を感じ後ろを振り向いた時には彼女は俺の後ろにいた 「久しぶり」 俺は驚愕のあまり膝から崩れ落ちた 「あの時の約束守りに来たよ」 「でも由佳はもう死んだはずだ」 「うん、妹はもういないけど代わりに私が君と結婚してあげる」 そこには由佳の双子の姉の佳奈がいた、、
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