振り返ると

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あれから、5年経った。 僕には娘が生まれた。 名前は、桜。 僕が彼女と何を話していたかなんて、思い出せない。 でも彼女は優しく、美しかった。 娘にも、そうなって欲しいと願ってつけた。 それに僕は、娘が彼女の生まれ変わりなのではないかとさえ、思えるのだ。 もう2度と、僕は彼女を忘れはしないだろう。
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