第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
子供の時、おじいちゃんと約束したことがあった。 私が成人まで、結婚するまでせめて生きて、お祝いしたいなぁ… でもおじいちゃんは、私が14歳の時亡くなった…78歳で… そんなおじいちゃんと夢の中で約束した。 結婚して今妊娠していてもうすぐ臨月になろうとしてる頃である。 私は本当は家族全員心から大好きだ。だけど、体と心が限界で…ついていけなくて、みんなを傷つけてしまった。 本当はこんなこと言いたくない…お願い、助けて、苦しい。 そんな中私は光が見えた。おじいちゃんの夢… 神様の隣にいたおじいちゃん。 暖かく隣で微笑んで手をずっと握ってくれる。 1番大好きな筈の真一でもダメだった。 夢から目が覚めた途端、私は殆どいつも通りになった。 今まで逆に何してたんだろう… ありがとう。おじいちゃ、。 今まで本当苦しかった… なんでこんな人を傷つけてしまうの?嫌だ、本当は離れないで欲しい。 分かっていた。みんな私を見捨てないで、見放さないで必死で慰めて、止めてくれていることを。それでも少し不安だった。 感謝します。 その中でもたった今、偶然にも携帯に入れていた絢香のずっと大切な気持ち… これを聞いた途端、涙が止まらなくなった。2人をみんなに例えたら更に… 私の状況にぴったりだ。 感動して涙がとまらない。 私は今でも涙が止まらない。 「絢香ずっと大切な気持ち」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加