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午前の部が終わり昼休み
私は友紀と琥珀と共に裏庭に向かった
そこはとてものどかで保健委員の方々が丁寧に大切に優しく育てた草花が生い茂っている
そこにレジャーシートをひいて朝から張り切って作ってた友紀作の重箱に入ったお弁当を広げる
流石に重箱は本気だしすぎですよね
だが朝から小さく鼻唄なんかを奏でてた友紀にそんなこと言えるわけもなく
「本当に沢山作りましたね」
「……すまん。別に残して「そういう意味じゃありませんよ」?」
「何でもいいから早く食べよ~!」
琥珀の言葉に友紀と頷き割り箸を片手に昼食を開始した
「でねでね国語の時間に……ペチャクチャ」
先程から琥珀が話続けてる
友紀は飽きたのかレジャーシートの上で昼寝
だから私が一人聞くことに
まぁ、苦ではないからいいんですけどね
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