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同じ守護霊の場合は、
既視感があって、初めて会う人でもどこか最初から懐かしい。
守護霊同士が、知り合いとなっていると考えると簡単であった。
この守護霊、合う合わないがあって、
合わない場合は最初からどうも苦手、嫌いという感情が湧く。
「そうなの、探してみたよ」
塩冶が、新しいコーヒーを持ってきてくれた。
俺は、また、冷めるまで飲めない。
「良かった、独身だ」
しかも、橋場は苦労していた。
夫婦で農業を始めたが、相手は病死していた。
残されて一人で農業をしているが、周囲の反応は冷たい。
多分、石田の奥さんも、同じ守護霊だったのならば、
植物が好きで育てていただろう。
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