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自宅は、古い農家を改造したものであった。
そこで、又、石田が唸っていた。
「妻も、こういう風に住みたいと、何度も言っていたよ」
同じ守護霊だと、同じ趣味になり易い。
「あの、お皿、借りてもいいですか?」
琥王が、台所を探していた。
「ああ。今、出しますよ」
橋場が、皿を持ってやってくると、やっと明るい場所で姿を見た。
日に焼けていそうなものなのに、橋場は真っ白であった。
可愛い感じなのだが、どこか強い意志を持っていた。
整理整頓された居間には、
昔の名残なのか囲炉裏が今も存在していた。
橋場は、囲炉裏に火をくべると、鍋を吊るした。
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