第三章 今死ねば来世で 2

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 チラリと塩冶が、俺を見ると、 彼女を連れて部屋に入ってくれた。 最後に、塩冶がひらひらと手を振っていた。 「寿命が縮む……」  俺は着替えを持っていき、風呂に入ると、 台所でケーキを切り分けた。 これではリビングで寛ぐというわけにもいかない。
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