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車の損傷が激しく、フレームが歪んでドアが開かなかったために、オープンカーであった事が幸いして、従兄と先輩が幌を開けて助け出してくれた。
その後、病院の診断で首に軽いムチ打ちと脛に軽い打撲、右手小指の脱臼のみの軽症で、命に別状はなかった。
無論、愛車だったロードスターは一発廃車。
急遽、車屋を経営している兄貴から格安で次の車を購入し、私自身の意思でドリフト大会へ出場することにした。
大会の結果は、また別の機会に話すとしよう。
しかし、あの大事故で私もよく生きていたものだ。
事故直後に起きた、臨死?のような体験……
あれは一体、何だったのだろうか?
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