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ソコは、紫色の魔方陣の上だった。
周りの神官達が怯えている。
ソコは石をびっしり敷き詰めた牢屋のような、隠し部屋のような部屋だ。
『貴方が新しい旅人ですか?』
俺様は無視した。
そいつは金色の豪華な刺繍が施された法衣をまとっていたから、なおさらムカついた。
『足をなめて忠誠を誓え、出来ないならおさらばだ?』
周りの神官達が口々に俺様に口答えしようとするが、そいつは黙って俺様の革靴を舌でなめた。
『これで信じていただけますか?』
『ばーか、誰が信じるか。テメーの都合で俺様の運命を決めるな。あばよ。』
俺様はその隠し部屋を出だ。
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