第1章
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大きな躯体を黒い服で覆った男が佇んでいた。 男の手には先端が鋭くとがったハサミが握られている。 それを見た瞬間、男が例の連続殺人鬼だと察した。 前進してくる男に自然と足が後退する。 男の狙いはわかっている。逃げなければ命はない。 しかしここは人気のない路地裏。目の前には殺人鬼。左右と真後ろには壁。 逃げ場はとうに失っている。 当たり前だ。そうなるような場所を探し、わざと入り込んでいったのだから。
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