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チ「ココアさん、これを下に」
千「シャロちゃん、この箱、どこに持っていこうかしら?」
コ「結構多いね~」
シ「リゼ先輩、片方持ちますよ」
リ「ありがとう、シャロ」
チ「新しい種類のタンパーも買うついでに今までのも新調しましょう」
コ(タンパー?タンパーってなんだろう?)
リ「ココア?」
シ「タンパーを知らないって顔してるわよ。私もよく知らないけどね」
コ「し、知ってるよ!ア、アレだよ!タッパーの種類!」
チ「違います。エスプレッソを抽出する道具です。タンパー次第で風味や香りが大きく変わるんです。おじいちゃんの味も好きですが、私らしい味も作ってみたいのです」
千「新しい味、作りたくなるわよね~」
シ「メニュー名をわかりやすくしてよね。お客さん困るでしょ?」
リ「確かに千夜の作る和菓子は美味しいけど、メニュー名が個性的だよな」
コ「チノちゃん、出来たコーヒーの味見なら任せて!」
チ「ココアさんはとりあえず、うちで出してる味を覚えて下さい……ってあっ」
コ「チノちゃん!危ない!」
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