第1章

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「いいか?お前が人間の世界にいるのには理由がある。お前を守るためだ。お前の中に眠っている力は、隠しておかなくてはならないものだ。今はまだお前は小さい。ちゃんと自分で力をコントロール出来る歳になるまでは、ここにいないとダメだ。でも、時期が来たら必ず迎えにくる。扉の開く3時半に」 3時半・・・。 夢を見た時は、必ず目が覚める時間だ。 やっぱり、意味があったんだ。
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