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千雪「…お待たせ///」 花火大会に行くことを希美に話すと浴衣で行けと言われて、朝から家に来てはメイクもしてくれた。 悠星「っ…///めっちゃ可愛い…」 千雪「っ!!…あ、ありがとう///」 悠星「じゃあ、行こっか」 それから花火までの間色んな屋台を回ることにした。 うわ…だんだん人が多くなってきた……。 人込みに埋もれないように必死に矢吹くんの背中を追いかける。 すると、腕を掴まれて引き寄せられた。 悠星「大丈夫?」 千雪「…っ///コクン」 急に近くなった距離に赤面して、頷くことしか出来なかった。 悠星「このままさ、逸れないように手繋いだままでいい?」 千雪「うん。ありがとう///」 繋がれた右手から矢吹くんの温もりが伝わってきてドキドキと煩くなる私の鼓動。 チラッと顔を上げると矢吹くんの横顔が綺麗で…… 悠星「…ん?」 千雪「え、あ、うんん///」 …ヤバ、見惚れた。 だんだん好きが募っていく。 悠星「あっちの河川敷、全然人いないからそこで見よ」 そう言われて行くと本当に人が少なく2人っきりのような感じにまた胸がドキドキとうるさくなる。
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