第17章 片思い

12/23
前へ
/23ページ
次へ
少しでも気持ちがこもればと いつも望んでるんだ。 「足を開け。服のまま逝かせてやる」 「そんなのヤッ……」 「イヤだと?」 「いいえ……」 でも彼の前では これっぽっちも傲慢にはなれない。 「本当は?」 「……嬉しいです」 「フン、淫乱め」 長い年月 好きになり過ぎていて――。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

85人が本棚に入れています
本棚に追加