第1章

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「はぁ~」 一人の男が深く、強く、大きく、 ため息を吐いた。 男の名前は『??? ???』 ハッキリ言おう、 名前何てどうでも良い。 大事なのは、その理由・・・ いや、理由もまた どうでも良いのか・・・ なぜなら特に コレと言った物は無い。 そう、何も無いのが理由だ。 俺の人生・・・ 生まれて、育って、学校に行き、 まあまあの生活を送る。 小、中、高、大、学校を卒業。 社会人・・・仕事は大変だが 安定した生活。 32歳・・・独身 仕事にかまけて婚期を 逃したかも知れない。 だが・・・特に困っては居ない。 何処にでも居る、 普通のサラリーマン。 それが俺だ。
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