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「ナニがどうなってるんだ…?」
と…とにかく落ち着け俺!!
昨日の事を思い出せ…
コップの水を一口飲んで冷静になると昨夜の出来事を思い出す。
人生初の彼女が出来て…この世の生を謳歌した俺は、酔った勢いのまま彼女の家に上がり込んで…初キッス
「お…俺のファーストキスは…オト…コの子」
何だか…とてつもない十字かを背負った気がする…うん、気のせいだ…
すぅーはーすぅーはー深呼吸をして落ち着くと夕べの続きを思い出す。
それから【私、シャワーを浴びてくるね】っと彼女が居なくなり…はっ!?
俺は、確認をするように携帯を開くと…
「こんばんわ、突然ですが皆さんにご報告があります!!この度、私ことケンは絶世の美女とお付き合いする事になりました。」
Lineは、無論…ガラケーの友人、知人、家族に至るまで一斉送信されていた。
完全に酔ってた俺は、そのまま…携帯を握り締め寝ちまったんだ。
「…昨日浮かれていた自分を殴りたい…」
と、とにかく…この家を出ていこう。
そして、何事も無かった様にやり過ごそう!
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