第1章

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「最悪…世界の終わりだ…」 なんて俺は馬鹿なんだと自分を呪ったところでいまさら遅い 朝ごはんはもっと豪華にしておくんだった 賞味期限切れの卵でTKG(卵かけご飯)なんかで済まさなければよかった 童貞卒業しとけばよかった、風俗でもデリヘルでもいいから意地張って彼女作るとか馬鹿なこと言わなければよかった 好きなことやればよかった 「はぁ、このまま俺死ぬのかな…」 コンコン なにか音が聞こえるけど無視だ、俺は今人生の瀬戸際に立ってる、俺はここで決断しなければならない 死ぬのか生きるのか と言ってもこの状況を乗り切るすべがない もう死ぬしかないのか、、、 短い人生だったなぁ、、 コンコン 「あのー、トイレ早く出てもらっていいですかね?」 「俺も出れたら早く出てんじゃぼけええええええええ!!!!!!!!」 紙がない!紙がねぇんだよおおおおお!!!! どうする!?このまま拭かずに出るか? いや、それはいろいろと後から問題があるはず と言っても拭くものなんて無いし!!!! これだから公衆トイレは嫌なんだよ!! 「会社遅れるじゃねぇかよ、、」 その後トイレ待ちの人がトイレットペーパーを買ってきてくれて全力でお礼とお金を渡したあと会社に行って遅刻の理由を一部始終話した俺の社内での俺のあだ名がトイレマンになるのは言うまでもない
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